祝!全豪OP優勝!大坂なおみ
今週末もソフトテニス。世間の話題は硬式テニス。
土曜日は恒例輪中ドーム。
優勝は森と川STC。準優勝はWinMiとクラブチームが上位に。
西尾張美和、東三河田原、西三河逢妻と愛知勢が続いて、
京都神川、大阪西陵、岐阜糸貫とお世話になってる学校が集まった。
日曜日は美和中卒業生の元全国出場選手が来てくれて、
久しぶりのWinMi一日練習。基本練習が続く。
気になるのは技術の低さではなく、
できることをやらない意識の低さ。
声出しの練習をすれば大きな声を出せるのに、
練習や試合では同じ声が出せない。
自分で打ったボールがネットしても拾えない。
コートにボール落ちているのに平気で乱打をする。
自分でたてた夢は諦めたくないと口では言うのに、
ちょっと厳しいボール程度でとるのを諦める。
自分のミスやペアのミス、相手の強烈なボールにイライラし、
結局、自らミスを増やし、自滅のマイナスサイクルを繰り返す。
…やはり、どこまでいってもメンタルだなあと思っていた頃。
世間は「大阪なおみ全豪OP優勝!世界RANK1位!」のニュース。
すごい!すごすぎる!昨年度末68位だった彼女にとって、
2018年度は世界超一流の仲間入りを果たす成長の年。
この1年で何があったのか…。勿論、技術の向上もあったのだろう。
しかしそれ以上に彼女をのし上げたのは、メンタルのコントロール。
今大会、自分のミスをしたあと大きく深呼吸し、
心をコントロールしている彼女の姿を何度も何度も見た。
世界RANK1位になる彼女でも、ポーカーフェイスなんかじゃなく、
自分を落ち着かせようと必死なんだと、なんだか安心した。
世界で1位になっても、やはり勝負を分けるのは自分の「心」。
感情に自分が飲み込まれていけば、「負け」が待っていて、
理性が自分をなだめれば、「勝ち」が待っている。
試合に勝つのに必要なものは、熱い心に、冷静な頭。
そのために腹から声を出すことで、自分を鼓舞し、
落ち着かせるための大きな深呼吸して冷静にプレーに集中する。
超一流のプロでさえそうであるなら、中学生ならなおさらだ。
彼女のようなビックサーブを打てないし、身体能力もない。
でも彼女がしたように取った得点に大きな声を出し、
ミスをしたときに大きな深呼吸をすることなら真似はできる。
できることを、しっかりやる。それがやっぱり大事なんです。
さて。やるか、やらないか。それはあなた次第です。